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Welcome to my blog. This blog about my husband, Euan Craig, who is an Australian potter in Japan; about his works, making process, our life style and our family.

Euan Craig    A Potter's Life

このブログへようこそ。

陶芸家の妻、そして母である三日月こと私が綴るブログです。
オージー親父こと陶芸家の夫、ユアン クレイグの作品、制作過程、展示会や
家族との生活や色々な思いなどを書いています。

いわゆる贅沢はできませんが、
日本とオーストラリア両方の文化を取り入れたハイブリッド(?!)の生活をしています。

笑いあり、涙あり、歌あり、ジョークあり、賑やかに、
夫婦と子供たちと猫2匹で暮らしています。



21年間、益子焼きで活動してきたユアン。

東日本大震災で、震度6強の地震に被災し、
ずっと暮らしてきた栃木県を離れ、
私の実家のある、群馬県みなかみ町で再スタートし、
もうじき12年になります。

子供達の成長も含め、色々なことがありました。

まだまだ力が及ばないことも多々あり、
もがきながらも、私たちなりに頑張っています。

多くの方々、友人たちに助けていただき、
今までに色々なご縁に恵まれました。

ありがとうございます。

これからも私たちなりに頑張っていきますので、どうぞ見守っていてください。







2008/10/30

秋色益子陶器市

さて、今年も
秋色益子陶器市に出店します。

11月1日(土)~4日(火)  


ユアンのテント場所は、
「陶房ましやま」さんの
店舗前駐車場です。    

陽気に歌ったり、口笛を吹いたり
もちろん親父ギャグを言いながら
楽しくやってますので、
どうぞお立ち寄りください。      



実はうちのパソコンが、ついに壊れてしまいました。

だからしばらくブログの更新や、メールチェックができませんでした。  

修理の見積もりをしてもらったら、
何と!7万4千円!!  

ユアンと相談し、新しいパソコンを買いました。  

最新型ではないですが、
予算内で作業スピードのいいものを選びました。
やっと色々なインストールを終え、復活したところです(笑)
  
今年の
村田町蔵の陶器市も
無事に終わり、
多くの方が
立ち寄って下さったそうです。

ありがとうございました。  


今回は特に、
人との縁が深まったようでした。  

家族ぐるみで応援して下さったり、
さりげない手伝いをしてもらったり、
商店街の方たちにも親しくしていただいたり、
心の温かいものをたくさんもらったそうです。

ありがとうございました。  


この前の週末のワークショップも大好評だったそうです。  

陶芸とお茶を通して、日本橋の「割烹とよだ」さんの料理、
「海老屋美術店」さんの茶器、茶碗の話、茶室でのお茶会、
工房でのロクロ制作と盛りだくさんだったそうです。 

       
29日は
長女の誕生日でした。
11才になりました。  

子供の成長の早さを感じます。  

そして、私もユアンも
親になって11才です。  

まだまだ試行錯誤して
育児をしている自分ですが、
子供を通して考え、
学ぶことがたくさんありました。

笑ったり、怒ったり、泣いたりしながら
一緒に成長している気がします。  

この子たちが成長して、どんな大人になるのか、
楽しみにしながら、時を一緒に過ごしていきたいです。  

私の子供に産まれてくれて、ありがとう。
私を母親にしてくれて、ありがとう。  

Happy Birthday Sora ☆  

2008/10/17

村田町、蔵の陶器市が始まりました!


17日の今日から3日間行われる
宮城県村田町の蔵の陶器市に
ユアンは今年も参加します。  


村田町蔵の陶器市
10月17日(金)~19日(日)

  
問合せ先:
みやぎ村田町蔵の陶器市
実行委員会事務局
(村田町商工会内)

宮城県柴田郡村田町大字村田字西田51
TEL 0224-83-2267
FAX 0224-83-5830



蔵に陶器を展示し、とても趣のある陶器市です。  

通りを歩いていると、もしかしたらどこからか
親父ギャグや口笛が聞こえてくるかもしれません(笑)  

この陶器市中は毎年、宮城県蔵王、
青根温泉の岡崎旅館の湯治場に
他の陶芸家の人達と一緒に泊まり、
温泉に入り、自炊しながら、
ちょっと合宿のような感じで楽しみながら、
がんばっています。  


ちなみに、この温泉は「若返りの湯」だそうです。  

そう言えば、疲れているけれど毎年陶器市から、
お肌が「つやつや」で帰って来てました!!  

良く笑い、良く動き、「若返りの湯」となれば、
また親父ギャグにも磨きが掛かるのでしょう・・・・・・か?(笑)

2008/10/12

山深きごとき・・・



うつわ坂さんでの個展が
無事に終わりました。  

新たな人の縁もあり、
とてもうれしかったです。
ここにお礼を言わせてください。 

ありがとうございました。      




さて最近、ユアンは
新たな色を試験しています。  

釉薬の配合を計算し、
割合を少しずつ変え、色味を作ります。  

これを窯に入れ、焼いて結果を見ます。  

この色見用の陶片は、
花形鉢を作った時に
切り取った部分を取っておいて、
それに試験用の釉薬を付けました。  


なんだか山々の重なりのよう・・・。
色のグラデーションに味があります。      


これは釉薬の配合を
書いたノートです。  

土や窯焚きに合わせたり、
求める色を探したりして、
釉薬を配合していきます。   

ここから、あの漆のような黒釉や、
グレー掛かった青磁釉が
生まれてきました。    

陶芸の過程は、華やかなロクロでの制作や窯焚きの他に
数多くの雑務のような過程があり、初めて作品という形になっていきます。   

今度はどんな色ができるのでしょうか?
それがどんな形で作品に使われるのでしょうか?  

私も楽しみです。